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深沼による『Reconquista』セルフライナー 1. Runaway Pigeon Bus (words:Kondo&Fukanuma/music:Fukanuma) いちばん最後に出来た曲。実家に向かう車の中で、ほぼ全て思いついた。が、記録するものがなかったので、全て携帯に歌っていれた。パートごとに、だっだーだだだーラナウエー〜どったったらっつっ!(ブレイクの部分。つっ!はハイハット)とか。もし隣に人が乗っていたら、いたたまれない気持ちになっただろうと思う。PVの見所はメカ鳩の目のアップにつきるね。 好きな歌詞の一節は “「なんて狂気だ!」おびえる観客が泣き出した” 2. Lucifer (words&music:Kondo) 近藤さんの曲。ギターアレンジになかなか納得いかず最後までねばった記憶が。この曲のギターソロのために新たなファズの音色を作り込んだ。近藤さん独特の作風によるちょっとドリーミーな歌詞がまた逆に鬼気迫る感じで素晴らしいと思う。 好きな歌詞の一節は “気にするなよ、天使の顔したかわいいきみ” 3. New world (words:Kondo/music:Fukanuma) 作った時は過去の幻想に追われたと言うかなんというか俺が歌ったデモバージョンは正直言って要するにPlagues色強かった。YANAさんとHisayoちゃんがリズムを決め、近藤さんが歌詞書いて、歌うとちゃんとGheeeになる。素晴らしい(笑)。小指がパタパタ動く一番得意なギターリフ。(ちなみに、多くのギタリストが薬指を使うところを小指を使うことが多い。クラシックギターのクセだろうかねえ…) 好きな歌詞の一節は “やるか?それともおさらばか?” 4. Can't hug a hater (words&music:Fukanuma) 結成2本目のライブから演奏しているので、この中ではいちばん古い曲のひとつ。あまり頭使わずにぱぱっと作った。仮歌詞で歌いすぎて、今でもたまに口をついて出てくる。歌は勢い重視でほぼワンテイクで録った。歌録りの時期は腱鞘炎でギターが弾けなかったので、そのフラストレーションが爆発してるかと。通称キャンハグ 好きな歌詞の一節は “時間を無駄にするぐらいなら、死ね” 5. Devil's menuett (words&music:Fukanuma) 一切デモを作らず…というかリズム録りのときも、どうなるのかまったくわからず状態で録った曲。タイトルだけは考えてあったんだけどね。レコーディングされたギターはエレキ&アコースティックあわせて12本ぶん重ねてある。技術的な話をすると、スライドっぽく聴こえるギターは全てWhammyペダルとプラグインでのピッチチェンジによるもの。 好きな歌詞の一節は “悪魔が来たりて” 6. My imagination (words&music:Kondo) 近藤さんの曲。思えばこれのアコースティックギターを録ったあたりから腱鞘炎になった気がする。凄く美しい曲なので、ギターアンサンブルには凝りたかった。コーラスではHisayoちゃんが活躍。彼女にはDVDのアコースティックバージョンでかなり無理矢理ギターを弾いてもらった。 好きな歌詞の一節は “魔法のようにしてあげたい!” 7. Fancy vendetta (words:Kondo/music:Fukanuma) 変拍子&テンポチェンジの応酬。初めてリハでやってメンバーを混乱させ、初めてライブでやってお客さんを混乱させた迷惑な曲。 作った俺にとっては自然なんだが…あたりまえか。「vendetta」は「V for vendetta」を見たときに意味を調べて、記憶に残っていた単語。 好きな歌詞の一節は “どっかの王様は全ての天国への道を押さえてるんだってよ” 8. Without your heart (words:Kondo/music:Fukanuma) 近藤さんの曲だと間違えられるような曲を作ろう!というわけがわからんモチベーションで作った曲。 脳内近藤さんに歌ってもらいながら作った。脳内佐野さんに歌ってもらって「エンプティ・ハンズ」(Mellowhead)を作ったときを思い出す。自分で考えたくせに、ギターリフが凄く弾きにくい。今でも非常に間違える。ライブだと固定された球根のように体の動きが止まる。 好きな歌詞の一節は “僕はきみのこの夜を真実で塗り替えたい” 9. No knock (words&music:Fukanuma) ととにかくバラード的な名曲をGheeeのために作りたい!という一心で書いた曲。歌詞はいちばん得意なうじうじ君系。いつもだと、最後にはちょっとポジティブに持って行くことが多いのに、最後までダメな感じ(笑) 今聴くとDVD収録のアコースティックバージョンでの歌の方が不安定だけど好きかな。 好きな歌詞の一節は “ずっと、あのときの電話を切れずにいるんだよ” 10. Cheers for the sun (words:Kondo/music:Fukanuma) Can't hug a haterと同じく、前作リリース後、早いタイミングで書いた曲。これもあまりいじらずにさくっと作曲した。ライブだとリフを弾くのが忙しい。腱鞘炎が発症した昨年11月のライブでは拷問だった(笑) 好きな歌詞の一節は “ねえ、太陽さん” 11. Once and never again (words:Kondo&Fukanuma/music:Fukanuma) 正直言って、自分の歌やら声やらを、大手を振って大好きとは言いがたいんだけど(もうちょっとこういう感じにならねえもんかな〜とかいつも思っては何度も録り直してる)、これは珍しく自分の歌が好き。粘っこいけどね。肉食で行こう、という感じ。(まあもともと肉好きで昼起きていきなり肉!な食生活であることを広く知られていて肉食獣あつかいされてますが)歌詞は共作クレジットだけど、大事な部分はほとんど近藤さんです(笑) 好きな歌詞の一節は “過去と現在の狭間の中、自分の時間を見失うなよ” 12. Perfect place (words&music:Kondo) 近藤さんの、今現在のGheeeの中では異色な曲。でも、ある意味最後を飾るのにふさわしいハイライト曲になってると思う。コーラスは鬼のようにばっちり合わせた。ライブでどんな風になるのか非常に楽しみ。独特なメロディーだな。決して俺の中からは出てこないなあ。歌詞も素晴らしい。 好きな歌詞の一節は “そう、俺だけの匂いのことさ” |
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