GHEEEから皆様にお知らせ
いつもGHEEEを応援いただき誠にありがとうございます。
このたびYA/NAがドラマーとしての活動を引退するという決断を受けて、 メンバー全員で協議した結果、 GHEEEは2020年いっぱいをもって解散することにいたしました。
コロナ禍の中、ライブもできない状態のまま、 突然このようなご報告で非常に心苦しいのですが、 以下にメンバーそれぞれの思いをしたためましたので、ご一読いただければ幸いです。
この度は私YA/NAのドラマー引退によって、最愛なるGHEEEも終止符を打つこととなり、 今まで応援し支えてくださった皆さまには、大変申し訳なく感じております。
今年の半ばに局所性ジストニアという診断をされ、 突然なかたちでメンバーに引退を決意する旨を伝えました。
症状としては10年程前から、 叩きづらい状況に悩んだり試行錯誤もしつつ手立てを探っておりましたが、 症状名や脳が起こすバグであることを知ったのは今年の頭でした。
普段の生活では痛みや苦しみなどの支障はなく、 ドラムを叩くときだけ身体(右足)が言うことを聞かなくなる病気です。
僕としては、GHEEEメンバーに 今後ドラマーを変えて更なるステージを展開して欲しいと提案しましたが、 メンバーから「この4人での世界がすべてであり誰かが欠けたらGHEEEではない」 という愛に満ちた言葉、そして温かい心遣いも沢山いただき、 あらためて純粋に美しく素晴らしい仲間であることを痛感いたしました。
僕にとってGHEEEは本当に宝物であり、 メンバー皆に対しても心底ファンであり、とても深いリスペクトがあります。
それだけに、とても辛くもあります。
深沼くんから誘われたときは信じられないくらい感激し、 近藤くんが参加したときは夢のように感動し、 Hisayoちゃんが加入したときは驚くほど華やかにしてくれたことに感謝しました。
このコロナ禍でGHEEEの活動もままならない中で、 このままライブなども行わなわず解散という流れになってしまったことにも、 非常に残念に感じます。
GHEEEは通常あり得ない特殊な特徴のあるバンドで、 テーマやコンセプトなど具体的に話し合ったり、打ち合わせや説明などもほとんど全くなく、 雰囲気と空気感だけで意思の疎通や次に何をやるべきかを感じ取り、 準備したりプレイをすることが出来た不思議なバンドです。
音楽の話をしなくても、分り合い、信頼し合い、先への不安もなく、 程よい緊張感で進んできました。 プライベートでもほぼ会わないのに、コミュニケーションもスムーズで、 本当にこの4人はミラクル過ぎるくらい相性が良かったのだと思います。
そして1stから5thアルバムまで、 スリーブデザインやMVもずっと一貫性のある同じチームで通していたのも、 とても大好きなスタイルでしたし、ビジュアルの世界観や作品自体も全て最高でした。
今まで関わっていただいた有り難きスタッフ、 制作から様々なこともケアしていただいた素晴らしきマネージャー、素敵過ぎるメンバー、 そして応援してくださった最高なファンの皆さまに、心から感謝を申し上げます。
常に演り切っていたので、非常に寂しいですが悔いはありません。
今後ドラムを叩くことは無いですが、このメンバーで作品を残せたことは、 とてつもなく幸せであり、ずっと夢心地でした。
これからも各メンバーの音楽活動は、それぞれ続いて行きます。
是非とも今後の活躍も見守っていただければ嬉しいかぎりです。
私も一緒に応援し続けます。
今まで共に盛り上がり楽しんでいただき、心からありがとうございました。
YA/NA
YA/NAからドラマー引退の報告を受け、
GHEEEをどうするのか、深沼くん、Hisayoちゃんと相談しました。
YA/NAの希望は自分が抜けても、GHEEEを続けて欲しいということでしたが
新しいドラマーを入れたり、サポートメンバーでやっていくことはイメージできず、
やはりGHEEEは深沼元昭、YA/NA、Hisayo、近藤智洋の4人だという答えに行き着き、
僕たちは解散を選ぶことにしました。
GHEEEは結成から今まで、ずっと安心できる場所でした。
4人の関係性が絶妙なバランスだったのです。
この4人だからこそ、GHEEEという生き物になることができたのです。
つまりは、この4人でなければ動き出すことはできない。
僕が会社員時代、その輝きに出会うことができた深沼くん。
PEALOUTを結成した当初にリハスタで出会ったスゴいドラマー、YA/NA。
tokyo pinsalocksでベースを弾く姿に目が釘付けになったHisayoちゃん。
そんな最高の3人と一緒にバンドができて、
その中で自由に歌わせてもらえたことは、本当に幸せなことでした。
YA/NAは病気のこと、そして、ドラムをやめる決断、ほんとに辛かったと思います。
でも、ドラマーを引退しても、違った形で音楽に関わっていくとのこと、
ZEPPET STOREも続けていくので、また共演できる日を楽しみにしてます。
僕は、こう思うのです。
これは寂しいお知らせかもしれないけれど、悲しい別れではない、と。
充実した13年間の活動への感謝と、それぞれの新しいスタートへのエールだと。
深沼元昭、YA/NA、Hisayo、近藤智洋のこれからも、よろしくお願いします!
13年間、ありがとうございました!
また、それぞれの場所で会えることを願ってます。
近藤智洋
GHEEEは近藤さん、YA/NAさん、Hisayoちゃん、そして自分の4人のバンドで、 4人の歴史がGHEEEの歴史でもある、と思っています。
誰が率いるでもなく、全員が4分の1となれる場で、 とてもバンドらしいとしか言いようのない稀有なバランスを持ったバンドです。
たくさんの素晴らしい演奏を残してきたYA/NAさんがドラム奏者として引退することは、 とても辛く、勇気のいる決断であったと思います。 それを受けて、みんなと相談したうえで、 GHEEEはオリジナルメンバーのままで解散することにしました。
2007年から13年間、 その活動の中で僕も本当にたくさんのことを気付き、学び、楽しみました。
素晴らしい活動を共にしてくれたメンバー全員に先ずは感謝したいです。 音楽的にも人間的にも大好きなミュージシャンであることは、 これからもずっと変わりません。
近藤さん、Hisayoちゃん、そしてYA/NAさん、お疲れ様!ありがとう。 みんなとはまた何らかの形で関わっていきたいです。
GHEEEの活動を支えて頂いた多くの関係者の方々、 お世話になりました。ありがとうございました。
そして、何よりも、音源を買って、ライブに足を運んで応援してくれた皆さん、 本当にどうもありがとう! 僕たち4人が残した作品、楽曲、 そしてGHEEEというバンドがいたことを憶えておいてもらえると嬉しいです。
深沼元昭
今回、YA/NAさんからドラマーとしての引退の報告を受けた時に、 その症状に気付けてなかった事が悔やまれました。
YA/NAさんの活動の中でも一番体を酷使するのがGHEEEだったのかな、 と予測されるのですが、思うようにプレイ出来ない期間、 どれだけ苦しく、悔しかったんだろう、と思います。
でも、私達メンバーにも、もちろんファンの皆さんにも分からないように プレイされていた数年間は、本当に、尊敬と感謝しかないです。
私は、いつもYA/NAさんのグルーヴに身を委ね、 自由にベースをプレイさせてもらえて本当に幸せでした。
YA/NAさん、ここまで本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
ずっと応援してくださっていたファンの皆さんには、 寂しい思いをさせてしまって本当に申し訳ないです。
最後のライブもお見せする事が出来なくて残念ですが、 どうか、唯一無二のかっこ良い4人のGHEEEを覚えておいてほしいです。 そして、GHEEEと出会えた人生で良かった、って思ってもらえると、とっても嬉しいです。
私は、近藤さん、深沼さん、そしてYA/NAさんとGHEEEだった時間を誇りに、 ここからまた歩んでいこうと思います。
13年間、本当にありがとうございました!
Hisayo
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last update:20/12/22
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