ライブについて感じること、いちばん近いのは、「終わってみれば楽しかった。のかもしれない」というものである。演奏している最中は、その多くの時間が夢中、あるいは寸断されたいろいろな思いが交錯するだけで、「いやー楽しい!」みたいな感覚とはいくぶん異質なものだ。
みんなのお金を預かって、そのときの自分の考えるベストな選曲で出来るだけ最高の演奏を返す、というものが俺の考えるライブである。だから緊張するし、目を瞑ってでも弾けるはずのフレーズを大幅に間違えたりもするし、「よし、さ/ど/な/い、だな(曲の歌いだしの一語だけを縦に覚えようとしている)これで絶対大丈夫!」みたいなことまでして覚えたはずの歌詞も白紙になったりする。
その分、みんなが楽しめたであろう良いライブが出来たときはすごい充実感がある、いや、もしかしたら、演奏している最中からそれを感じ始めているんだけど、まだまだ油断するな!みたいに思ってるのかも知れない。
というわけでMellowheadの春のライブが発表になりました。
みんなは楽しみにしてて下さい!
俺はリハをがんばります。
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